もう医学部3年生(2年の振り返り)

去年、もう医学部2年生という記事を書いたのを思い出しましたので、今年はもう医学部3年生、という記事を書いてみようと思います。

ウチの大学では、医学部3年生は楽な学年だと言われており、ゆったりとした時間が確保されます。

その代わり、去年は試験がほぼ毎月あるような感じで、さらに実習も多いし、大変な学年でした。

2年の振り返り

2年生は大変な学年でした。備忘録的なものとして、2年の時の過ごし方などを書いていこうと思います。前期は今思えばあんまり勉強に身が入らなかったので、主に後期のことを書いていきます。

勉強環境

前期の試験で、生理学を落としてしまっていたので、そこから「2年生やばい」と思っていろいろ試行錯誤を始めました。以下のリストは後期に気をつけていたことです。

・インスタ、Twitterのアプリを消す

・勉強時間を記録する

・朝7時には学校の自習室で自習してから授業に出る、なるべく12時前に寝る

・IT試験は四週間以上かける

・薬理は毎日少しでも進める

こんな感じですね。まず、インスタやtwitterは消しましょう。同期の遊んでるアピールを見てしまうと、気が散って勉強できなくなります。リール動画やtwitterのマンガなど無限にあるので、気付かないうちに何時間も溶けて後で後悔してしまいます。(医学部の子は、聞いてもないのにやってないアピールを無限にしてきます。無視しましょう。時間の無駄です。結局は自分が前回より進んだかどうかです。)

次に、勉強時間を記録しましょう。自分は、高校生のころ使っていたアプリで、授業中の内職を含めて、1日3時間は自習できるようにしました。(授業中は、先生の声がどうしても入ってきてしまうので自分は集中出来なかったですね。なので、過去問集めとか、作業中心でした。)

 

‎Studyplus - Record study
‎Study SNS "Studyplus" is where anyone can continue studying happily by recording study and sharing it. Togain achievement, it is necessary for us to study con...

生活のリズムは大事です。12時を越さないように寝ましょう。部活がある日は、自分は疲れて何も出来ませんでした。なので速攻で寝て、朝起きて自習室で自習時間を稼ぐようにしました。WHO的には8時間寝て欲しいみたいですよ。

IT試験は本試験と関係ないとか言われてましたが、やっといて損はないです。感覚的には、満点取れるぐらいのつもりで挑んで平均ぐらいで、平均取るぐらいのつもりで挑むと100番以降になる感じです。

薬理はやばい科目なので、毎日やるようにしました。(最低30分ぐらい?)早い段階で先輩に資料をもらえるだけもらい、取捨選択して、自分なりの資料を作りましょう。毎日やれば試験直前に自信がつきます。前期の中間である程度取れた子は本試験で受かるので、中間試験は取らないといけないです。(本試験は難しいのでみんな解けてない)

勉強法

みんなさまざまな勉強法をしています。ノートとか使わずにグッドノートにまとめるだけだったり、資料みたいなの作ってまとめる子がいたり、先輩資料だけの子、ankiっていうアプリを使う子など。自分はいろいろ試して、白紙のルーズリーフに知識を書き足していく勉強法に落ち着きました。ただ、意味わからず写していくだけだと結局頭に何も残らないので、理解したことだけ記録していくメモみたいなものとして使ってました。(例えば、細かい名前とか直前暗記でいい。最初は無視。必要最低限の労力で暗記)

↑ミスった勉強法

ある程度理解出来たら、知識の繋がりを確認するために、アウトプットをしましょう。自分の場合は、同期のS氏やY氏やR氏と勉強会をし、問題を出し合うなどしました。さらにmind mapを使って知識の繋がりを確認していきました。

一直前期内容。「究極マップ」と呼んでいた
‎SimpleMind - Mind Mapping
‎マインドマップで自分の考えを整理したり、情報を記憶したり、新しいアイデアを生み出したりすことができます。私たちは、いつでもどこでもマインドマップを作成できる、美しく使いやすいアプリを創りました。 無料機能 • マインドマッピングを始めるのに必要なすべての機能。 • 広告無し。 • データ収集なし。 • ...

勉強会の存在は大事です。自分より勉強の進んでいるかしこい子に頼んで勉強会をしましょう。覚え方とか自分の知らないことを知ってたりします。

あと、勉強する場所ですが、自分は、自習室にずっといるとむしろ気が散ってくるので、マクドナルドや大学のカフェなども利用しました。迷惑かけなければどこでも大丈夫です。

試験期間の過ごし方

後期は、薬理と疫学、生化学が再試でした。薬理はテスト期間の初めにありましたから、本試験の出来具合的に、再試験だなと思ってたので、他のテストが控えている前日でも薬理は時間を決めてやるようにしました。このせいで時間はなくなりますが、再試験が決まってから思い出すよりは効率いいです。それと、徹夜するぐらいなら3時間でも寝ましょう。

生化学の再試験も重い科目でしたので、試験が始まる前に本試験の解答だけ作っておいて試験が落ち着いてから再開しました。本試験で受かるのが一番いいです。前期中間でしっかり取りましょう。

みんなと同じように勉強することの難しさ

みんなと同じように勉強すればいいとはいうものの、実際にみんなと同じように勉強することは難しいと思います。例えば、先ほども述べましたが、医学部の子はみんな勉強していないと嘘をつくからです。実際、勉強していないと公言することはメリットしかないからです。

なぜなら、①勉強していると言ってしまうと、点数が悪かった時にダサいし、勉強してないと言ってるのに受かればカッコいい②勉強してないと言えば相手が油断してくれるかもしれない③どうせ相手も勉強してないことしか言わないので、自分も合わせて勉強してないことにする、といったサイクルがあるからです。つまり、みんなと同じように勉強することは難しいのです。

人によってはバイトが忙しかったり、部活が忙しかったり、集中力が自分よりも高かったりするので、同じように勉強しようとしてもアテにならないことも多々あります。なので結局は自分のペースで勉強するしかありません。(自分の場合は朝に勉強時間を確保することでした。)

授業時間中の内職で勉強することもありますが、先生の声がうるさいので、集中するのはとても無理だと思います。授業を抜けるのもストレスなので、授業中は作業など、時間かかるけどやらないといけないことをやってました。

2年生でバイトはやらなくてよければやらなくていいと思います。特に部活があるなら。1年か3年の時にやりましょう。バイト入れすぎて留年してしまえばバイトの意味ないです。

勉強できる仲間の存在は大事です。いい成績の子の周りには優秀なパトロンがいたりします(カレカノなど含めて)

メンタルは大事です。自分は前期の時に生理学を落としていたので、部活の飲み会などで先輩に煽られたりしました。でも諦めなければ進級はできます。煽りは無視しましょう。気分が乗らなければ早く寝れば解決します。

慢心したりするといけないです。医学部はそう甘くないです。

医学部にはときどき資料の作りの神がいるので、資料をねだりましょう。ワンドラの共有資料などは、新学年が始まると早めにおねだりする方がいいです。ある程度自己中な方が勉強は苦労しないと思います。

過去問作成なども、できれば関わらない方がいいです。できる人に任せましょう。自分を守ることも大事です。

成績等

先ほども書きましたが、試験前にフワフワしてると3桁ぐらいで、焦ると平均ぐらいです。基礎総合試験は、直前まで勉強の仕方が定まらず、結果フワフワしました。今思えば、膠原病とかの言葉がわからなかったのが原因ですかね(サイトカインとかIL-6とかの用語)あと、基礎総に出てくる解剖とかの細かい暗記などですかね。

まあ進級したので後悔はないです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました