カジノと韓国料理を堪能しました。物価は日本と同じです。2時間ほどで行けるので、車で大阪の実家に帰るより早いかもしれません。LCCをうまく使えれば往復三万円ほどみたいです。平壌冷麺が美味しすぎて2回リピートしました。


パラダイスシティとインスパイヤ
カジノについて種類、やり方など
有名どころを紹介します

ルーレット:色や番号(偶数か奇数か、番号単体か、大きい数か小さい数か)で配当倍率異なる。緑色の0が存在することで、最終的には胴元が勝つようになっている。

テキサスホールデム(ポーカー):手持ちカードと共有カードからの計5枚のカードを組み合わせ、ディーラーと勝敗を競う。いろんな役があるので全て覚える。(フルハウスとか)

ブラックジャック:カードの合計点が21を超えない範囲でSTAY(カード受け取らない)かHIT (カード受け取る)を選択。ディーラーより合計点が多く、21を超えなければ勝ち。
Aceは1点or11点、King、Queen、Jackはそれぞれ10点として換算。

バカラ:プレイヤーとバンカーに分かれて、カードの数の和が9に近い方が勝ち。最初2枚の合計が5以下なら、もう一度引いて良い。
モンテカルロ法とマーチンゲール法とダランベール法
カジノで勝つためには、有名なこの三つの法則があり、これに従ってプレイしました。カジノは運なので、掛け金を勝敗によって変えることで儲けを出す方法です。以下のアプリを使いました。

モンテカルロ法:数列を用いて掛け金をコントロールすることで、負けた分の損失を取り戻し最終的には利益を出すことを目指す。「勝てば数列の両端を消す・負ければ掛け金を数列に追加する」を繰り返し、数列がなくなるか1個になるまで賭けを続ける。ただし大連敗を喫すると逆転が難しく、損切りをする必要も出てくる。
マチンゲール法:負けたら次のゲームの掛け金を二倍にするだけ。負けるたびに掛け金が二倍になっていくので資金不足に陥りやすい。
ダランベール法:勝利した時にベット額を減らし、敗北した時にベット額を増やすだけ。連敗してもそこまでベット額が大きく増えない。また勝率が低くてもタイミングが良ければプラスになるのがメリット。守備型。連敗時に大損する可能性があることを防ぐため、持っている資金の10%以下である方が望ましい。

カジノを利用する際の注意点等
何事も、まずは傍観者でいましょう。いろいろ見えてきます。
- 時計と窓がない(24時間同じ雰囲気に見えるよう、意図的に設計されている)
- 派手なカーペット(プレイヤーに楽しい気分を与え、もっとプレイするよう促す)
- 明るいライトと騒音(気分高揚、興奮を与える)
- 迷路みたいな構造(プレイヤーにベットさせ続け、ゲームから離れるのをより困難にする)
そして、一番注意なのがコンコルド効果です。
コンコルドとは、フランスとイギリスが共同開発し、1969年に初飛行された超音速旅客機の名称です。
コンコルドは開発当初から旅客定員の少なさや燃料の問題があり、採算が取れないと言われていました。しかし、そのまま開発を続けて就航がはじまります。
その結果、開発会社は莫大な赤字を出して倒産しました。この一連の商業的失敗をたとえて、「コンコルド効果」と言うようになったのです。
お金は、稼ぐ能力も大事だけど、守る能力も大事です。守る能力とは、誘惑に対して「傍観する」力だと思います。身の振り方は傍観した上で慎重に決めるのが良さそうです。
さらに、「過信」と「即時報酬バイアス」という二つも要注意です。この二つは投資詐欺にも使われている心理トリックです。
過信
過信は心理学でよく研究される現象で、自分の知識や能力を、実際より高く評価してしまう状態です。
これは日常生活の多くの場面で見られる行動で、リスクのある判断が求められる場面で顕著に現れます。
過信を持ってしまう心理的背景は以下のとおりです。
情報の解釈
過信は、得た情報を自分に有利なように解釈することから始まります。これは、自分の意見や判断が正しいと信じるための確証バイアス(自分の信念を支持する情報のみを受け入れる傾向)と関連しています。成功体験の過剰評価
過去の成功体験が多いほど、自分の能力を過大評価する傾向は強くなります。成功が続くと、失敗する可能性については過小評価します。社会的影響
他人や世間からの肯定的なフィードバックも過信を強化する要因です。自分の能力が周囲から高く評価されると、それを鵜呑みにしてしまいます。
ギャンブルでの成功体験は、確率によって引き起こされたものでしかないが、「ツイてる」といった勘違いを引き起こします。さらに、友達に「勝っている」と自慢することで肯定的なフィードバックをもらうことになるため、「過信」はよりいっそう強固になります。
話はそれますが、「学歴厨」が誕生する背景もこれに近いものがあります。詳しくは以下。

即時報酬バイアス(Immediate Gratification Bias)
即時報酬バイアスは心理学における概念で、将来の大きな報酬より、現在すぐに得られる小さな報酬を好む傾向を指します。
この考え方は、長期的な利益や目標達成への忍耐が低下します。
主な行動特徴として「短期的な快楽を求める」「衝動的な行動」などが挙げられます。
即時報酬バイアスは人間の本能に近く、修正するのは簡単ではありません。
長期的な目標を設定し、小さな成功を積み重ね、目標達成への動機付けを強化する手法などが効果的と言われています。
カジノはすぐに金額が表示されます。1分ごとのペースです。即時報酬バイアスを短時間で浴びるように経験すれば、ここから抜け出すのは容易ではないでしょう。だがこれらを少し知っているだけでも、「傍観」する力は身につくのではないでしょうか。
韓国料理




