写真は,卒業した先輩にもらった,藤田を卒業したらもらえるガマン人形です.2年後取りに来てくれるそうなんで,ガマンさせとくことにします.
毎年学年上がるごとにこの記事書いてるんで,今年も書きます.
これまでの振り返り
座学からポリクリに変わって、変化を実感できたこと・気付いたこと
- 座学はしんどいし課題も多かった。出席するだけでも疲れる
- ポリクリが始まって今まで関わる機会の人とより密接に関わることが増えた。と同時に、関わらなくなった人も増えた。
- 授業以外に医学に接する機会が増えた。試験のための「作業」をしなくて良くなった。
1〜4年の前期までの座学で何が大変かというと、やはり試験のための膨大な作業です。
ここでの作業とは、医学以外のレジュメ集め・中途半端な過去問から試験の解答作成・授業の聞き直し・体系立てられてないバラバラのレジュメから該当範囲を探す、などといった、医学とは関係のない「根気のいる作業」のことを指します。
これは苦手でした、、こういう作業は、グループで分担してやってる同期が多かったです。時々誰かから資料を分けてもらえるので、助かりました。
一人で全部の科目をこなすのは無理がありますね。医学部は絶対無理な量を課してきますから。
あと、「先生の独自の解釈」を試験に反映させないと点もらえないのがちょいちょいあって、そのために何回か授業を聞き直すのがウザい作業でした。
一方、今のポリクリではそういったことから解放されたので、安堵しています。
これからの5年生でする予定とかすべきこと
休みの間に海外に行きたい!端的にこれですね。
あと、病院見学もほどほどに入れて。
学生の間にしか出来ないことをやりたいです。
あとあと後悔しないように、医学とかもやりつつ。
好きなSFでも読み、ゲームでもやりつつ、友達とどこかに出掛けたりしつつ、ポリクリもしていきたいです。
医学部の学生なんてそんなもんでいいんじゃないでしょうか。
あとは医学以外の趣味があればいいなあ、なんて思います。医学だけじゃつまらないので。
国試まであと2年!今の医学の勉強法について
全体をふわっと理解することからですね。
最初はQアシみたいな薄い内容をふわっと理解してから病見えみたいな重いものを見るみたいな。
今のところ、頭の中で樹形樹作るみたいなイメージで医学の勉強してます。
食道痛い→腫瘍系(癌とか)、神経系(アカラシア)、、、
それから、
症状→所見→臨床診断→確定診断→治療→予後
までうっすら思い浮かべることできればいいですね。
これ目指します。
部活や遊びなどやってよかったこと
ゴルフ部だったんですけど、人数が多いのがよかったです。その分、人と関わること多いですからね。
あとマリン部も入ったんですけど、船舶免許取るきっかけになったんで、まあよかったです。
遊びは、4年もあれば色々できました。旅行とかゴルフとか誘ってくれたりしたので、
自分一人じゃいかんかったなーってところも行けて楽しかったです。そういうところは、大抵初めていくには勇気要りますからね。
最後に:普通でいることは意識しないとできない。
人ってそれぞれ自分の正義がありますからね。例えば、正しいもの同士での争いだと、どちらが正しいとか決着つきません。終わりのない宗教戦争なんていい例です。
日常生活は戦争ではないですけど、他人どうし、何かしらズレはあるもんです。
ズレた部分をうまーく隠しながら生きてくわけですよ。
それには学習が必要です。「普通だね」って言われるようになれば合格点です。
「自分は強い意志があって尖りたいんだ」という意識の高い人でも、まずは常識が出来てから次の段階として尖っていないと変人です。
様になる変人は、常識を持った変人だからです。
とにかく、「普通」を身につけるのがスタートラインってことですね。
「普通と思われる」ためには、社会的証明の原理を理解しましょう。
社会的証明の原理→「みんながしているから正しい」「多くの人が選んでいるから安心」と感じ、判断を他人の行動に依存する傾向。
結婚した男性の方がモテるのはよくある話。既に他の女性が選んだという事実が、その男性の魅力の社会的証明として機能するからです。
一昔前は、男性も女性も適齢期を過ぎて結婚していないと、白い目で見られていました。これも社会的証明によって説明できる現象です。

↑より引用
現代人は、自分の頭で下したと思っている判断の多くが、実際には他人の判断を追随しているだけと言われています。
ただし、時として多数派は自分の考えに合わないこともあります。
ここから得られる教訓として
自分の下す評価は、集団の思考に左右されている
ってことを忘れないでおくと、今後の人生に役立つんじゃないでしょうか。
人って社会性の生き物ですからね。